須坂悠生寮は、社会福祉法人りんどう信濃会の知的障がい者更生施設として平成9年8月1日に須坂市米子町に開所致しました。この須坂悠生寮がある米子の地に隣接し、南側に一級河川「米子川」が流れ、西側から北側にかけては上信越国立公園に連なる景勝「蓑堂山」、更に遠くには日本アルプスをはじめ北信五岳の妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯縄山の山々を望むことの出来る風光明媚な地であります。このようなすばらしい環境の中にあって利用者は、日々の日中活動では花布巾や積み木製作等の作業に精を出すと共に、地域との交流を図って生活しています。また、地域の人々と施設利用者の交流を更に深めるため、平成15年度において寮の入り口に地域交流ホーム「みのどうの家」が建設されました。更に、グループホーム「南原の家」「タウン金箱」を立ち上げ、バックアップ施設として利用者を支え自立を支援しています。このように今日の社会において、社会福祉施設は施設の利用者との関わりだけでなく、地域の中にあって利用者と地域の人々と常日頃交わり、情報の発信できる施設になればと思っております。